任意整理とは？

消費者金融や信販会社から借金をしている方の多くは、利息の高さに悩んでいるのではないでしょうか？

グレーゾーン金利の廃止が決定し、金融業者の多くが金利を法定金利内（年利18%程度）に引き下げていますが、それでも10数%の利息というのは、返済していくうえで相当な負担となることは明らかです。

毎月頑張って借金を返済しても、利率が高いと、ほとんどが利息に充当されてなかなか元金が減っていきません。

そのような状態で、さらに突発的な出費が必要となると、また新たな借金をせざるを得なくなり、どんどん借金が増えていってしまう…という悪循環に陥ってしまう可能性があります。

多重債務になる原因は、借金を返しても返しても利息に充当されて、なかなか元金が減っていかない点だといえるでしょう。

利息さえなければ無理なく借金を返済できるのに…。そういった要望に答える手続きが任意整理です。

任意整理をすると、まず金融業者との取引を利息制限法で引き直し計算することができます。この引き直し計算とは、業者が余分にとっている利息分を元本に充当しなおすというものなので、業者がとっている利息が高ければ高いほど、いまある借金の残高を減らせる可能性が高いといえます。

また、任意整理は、弁護士が金融業者に交渉を行い、今後の支払いに関する利息をカットしたうえで和解を行いますので、今後は元本のみを支払えばいい、ということになります。

利息がなくなるだけで、支払いの負担が相当小さくなることは間違いありません。

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