Q1:どれぐらいの取引の期間があると過払いになりますか?
A:おおよそ7年以上取引期間があれば,過払いになると考えて下さい。
但し,あくまで個々人の取引内容によって異なってきます。
おおまかな目安としては,7年以上消費者金融業者との取引があれば過払いになる可能性が高いといえるでしょう。
もっとも,完済している方は,それ以下の取引期間であっても,利息制限法所定の利率を超えている取引をしていれば,必ず,過払いになります。
過払いになるかどうかの判断のために重要なポイントは次の3つとなります。
ア 取引の年数
例えば10年前から取引があって一回も完済せずに借りては返してを繰り返していたというようなケースは過払いになりやすい。
イ 残高及び枠
現在の残高が100万円と10万円とでは,仮に後者の方が取引が短かったとしても,過払いが発生する可能性が高いといえるでしょう。
逆に,最初10万円の借り入れだったが,その後,借入可能の枠が大きくなった場合には,過払いは生じにくくなります。
ウ 金利の高低
例えば,年利22%と年利29%では,後者の方が利息制限法を超過している部分が大きいため,過払いが発生する可能性が高くなります。
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